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先回の記事では、台風などの強風による飛来物対策として、飛散防止フィルムや、耐風シャッターの例についてご紹介しました。
先日も台風１０号の接近により、強風による停電や窓ガラスが割れるなどの被害も報告されており、ますます台風への対策が必要になってきています。

一方でいつ起こるか分からない災害の代表例として、よく挙げられるのが地震災害です。
最近も、福井県で震度５弱の地震が発生するなど、普段地震が起こらない場所でも、地震の発生が確認されることも。

そこで今回は、地震災害による被害を防ぐ一つの事例として、ブロック塀の倒壊対策について、ご紹介します！

①過去の地震によるブロック塀倒壊の事例

ブロック塀の倒壊による痛ましい被害の例として、記憶に新しいのが、2018年に発生した大阪北部地震の際に、
ブロック塀の倒壊に巻き込まれた事例です。

※上記２例とも、現行の建築基準法に準じていなかったこと（違法建築物、既存不適合）が原因と推測されており、
　現在設置されているブロック塀全てが危険であるというものではありません。

しかしながら、ブロック塀が倒壊した際に起きる被害としては、単にお住まいへの被害だけで済む話ではありません。
例えば、通りかかった通行人が巻き込まれての負傷や、避難経路の妨げ、災害時の緊急車両通行の妨げにも繋がりかねません。

そして法律上、自然災害（地震や台風など）において、ブロック塀が倒壊した際に生じた被害の責任は、
所有者（又は占有者）にあります。
その為、万が一の災害に備え、ブロック塀の安全点検、そしてブロック塀の改修を事前に検討することが、非常に重要です！

②ブロック塀の点検のチェックポイント

今お住まいにあるブロック塀の安全性を確認するチェックポイントについては、国土交通省より下記の通り示されています。

※出典：国土交通省（ブロック塀等の安全対策について）

ただし上記チェックポイントを個人だけで全てチェック・確認することは困難です。
特にブロック塀に関する建築基準法が改正される以前（2000年以前）に建築されたブロック塀については、
倒壊する危険度も高くなりますので、ブロック塀の点検や改修に関してお悩みが少しでもあれば、
どうぞお気軽に弊社までお問い合わせください！

弊社はブロック塀点検を含め、経験豊かな一級建築士がお住まいへお伺いし、点検・確認を実施させて頂きます。
そして単なる点検や確認だけに終わらず、お客様のご要望に応じ、その後の改修方法まで一括でご提案いたします！

③ブロック塀の撤去と合わせたリフォーム実施例

SUGIBAYASHIはブロック塀の撤去だけではなく、外構工事と合わせたリフォームをご提案いたします！
ここでは、過去に施工させて頂いた、ブロック塀の撤去と合わせて行った外構工事の例をご紹介いたします！

ブロック塀に囲まれた広い庭がありましたが、駐車場が足りず近所で借りられていたお客様。
そこでブロック塀の撤去と合わせ、遊休地状態になっていたお庭を駐車場に転用するリフォームをご提案！
お客様が待望されていた、2台分の駐車スペースを確保！

また元々はお住まいに入る際の階段も急で不安全な状態でしたが、駐車場に階段を新設することで、安全な出入りが可能に！

塀上部をフェンスにしたので、敷地内の風通しも良くなりました！
また、合わせて掃き出し窓からお庭に出るところにテラスを新設することで、洗濯物を干していても、急な雨にも対応可能に！

いつ起こるか分からない災害だからこそ、事前の備えが大切です。
大切なお住まいを守ること、そして自分たちだけでなく周りの方々の命や生活を守るためにも、
ブロック塀の撤去だけでなく、今一度災害への備えについて見直されてみてはいかがでしょうか？


SUGIBAYASHIはお客様に最大限のご満足をご提供できるリフォームを実現すべく、
建築のプロフェッショナル集団として、お客様に寄り添い、お客様の一歩先を見た＋αのご提案＋設計・施工を行います！

「ブロック塀に危険性はないか」「塀の改修方法はどうすべきか」「塀以外に他に改修が必要な場所はないか」など、
お客様のご要望やご予算を伺った上で、お客様がより安全・安心に暮らせるお住まいにできるような、設計・提案を行います！

お住まいをよりよくする為のリフォームについて、お悩みがある方は、どうぞご遠慮なくお問い合わせくださいませ！

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次回は、岡崎市が出している補助金ブロック塀の撤去費補助制度、耐震改修に関わる補助制度についてご紹介します！