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空き家活用のご提案(その3)~空き家の利活用に向けた補助制度~

前回紹介記事(空き家相続における資産活用例)はこちら
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「人生100年時代」と言われる中で、「自宅を建てる・リフォームする」というように、ご自身で建物を建てる
だけでなく、「実家を相続する」「土地を相続する」など、ご親族がお持ちであった不動産を相続する機会も
あり、人生において不動産の利活用を考える機会が少なからず出てくるようになりました。

しかし、いざ実際にそのような場面に出くわすと、「何をしたらよいか分からない」
「選択肢が多い中で何が最適か悩む」といったお悩みの声を多数頂戴します。

そこでSUGIBAYASHIは、「建設会社」+「設計事務所」+「不動産会社」の3つを全て自社一括で網羅できる
という強みを活かして、お客様一人ひとりに合わせた、最適な不動産の利活用が出来るワンストップサービスを
ご提案いたします!

土地や建物など、不動産を相続したタイミングでの環境や状況は様々であり、「なんか色々複雑で難しそう」
ということで、不動産への対応は、「とりあえず相続しておくか」、「後でどうするか考えればいい」と、
どうしても後回しになりがち
です。
しかし不動産というのは、そのまま放置していても利益は産まないので、いかに自分達だけでなく、
他の人に使ってもらえるかがカギ。
すなわち、空き地として放置すれば負の資産となる土地も、有効活用すれば、収益を生み出してくれる
プラスの資産に生まれ変わります。


前回までに、土地活用の例についてご紹介してきました。そこで今回は、将来的に身近に起こり得る、
相続した空き家の利活用に向けた各補助制度の内容についてご紹介します!

①:空き家の利活用方法とは?

空き家の利活用と一言で言っても、その活用方法は様々。昔は「建て替えて新築にする」ことが一般的でしたが、
昨今の環境問題への意識の高まりもあり、「中古住宅としての売却+リフォーム」という流れも徐々に増えて
きています。その空き家の利活用方法としては、大きく分けて下記の4パターンがあります。

  • (1)自分たちが住みやすくなるよう、空き家をリフォーム
  • (2)空き家を活かすべく、土地と建物をまとめて売却
  • (3)空き家を解体して、更地に駐車場や事務所ビルを建築
  • (4)空き家を解体して、更地にして売却
 
 

「空き家」と一言で言っても、その建物に対する想いは様々だと思います。
「大切な実家だから、少しでも長く自分たちで使いたい」「管理が大変だから処分したい」などなど。

そこでSUGIBAYASHIは、お客様のご要望を踏まえながらも、その上でプロの視点で建物の状態調査を行い、
お客様に最大限満足いただけるプランをご提案いたします!

なお、今回は「空き家の利活用に向けた補助制度」として、上記(2)と(4)についてご紹介いたします。
(1)、(3)の事例については、別ページにてご紹介しておりますので、そちらをご確認ください!

空き家をリフォーム(改修)した事例はこちら
空き家解体+土地活用の事例はこちら

②:空き家+土地を売却する際に活用できる補助制度

空き家を土地と建物をセットで売却する場合、空き家の安全性を事前に確認しておくことがオススメです。
理由として、「事前の資産価値(建物価格)の把握」「売買後の瑕疵に対する責任の明確化」等があります。

その事前の確認方法として、「空き家状況調査(ホームインスペクション)」の実施が挙げられます。
ホームインスペクションとは、「住宅の設計・施工に詳しい建築士などの専門家が、住宅のコンディションに
ついて調査を行い、欠陥の有無や補修すべき箇所、その時期などを客観的に診断するもの」です。
これにより、建物の状態を明らかにすることで、中古住宅を安心して購入できるようにすることへ繋がります。

岡崎市においても、空き家の売却及び流通を促進することを目的に、空き家状況調査にかかる補助金制度が
設けられています。補助金制度の概要については、以下の通りです。

※下記は2021年4月現在の情報です。詳細については、岡崎市HPをご参照ください。


上記制度適用に当たり、「空き家バンクへの登録」「ホームインスペクションの実施」などの条件があります。
杉林建設には「空き家マイスター」、「空き家相談士」と呼ばれる、空き家の専門家としての知識を有する
資格者も在住しておりますので、どうぞご遠慮なくお問い合わせくださいませ!

③:空き家を解体、更地で売却する際に活用できる補助制度

「遠方に住んでいるので、処分したい」
「長年住んでいない空き家なので、建物の状態が悪い」など、
空き家を解体し、更地にして売却するケースも考えられます。
特に右写真のように、「家屋倒壊寸前の状態」にまでなると、
資産価値がないだけでなく、管理上の責任を問われる可能性も。

 
 

そこで岡崎市では、地域の治安や安全を守ることを目的に、危険空き家の除却にかかる費用に対する補助制度があります。
補助金対象の条件、補助金の額などについて、概要をまとめると下記のようになります。

※下記は2021年4月現在の情報です。詳細については、岡崎市HPをご参照ください。


上記に加え、他にも本補助金交付に当たっては、工事請負契約前(工事着手前)に申請し、交付決定を受ける
必要があるなど、様々な条件があります。
一部条件はありますが、場所や状況によっては数百万円かかる空き家解体工事にかかる費用の一部が補助され、
解体にかかるハードルが低くなります。
杉林建設では、上記を含めた各種補助金申請対応について、一貫しての対応が可能です。
どうぞご安心してお任せください!

また本補助金申請の流れは以下の通りです。
お困りごとやご不明な点などがありましたら、どうぞご遠慮なく杉林建設までお申し付けください!


その他にも、「空き家に関する税制措置(特別控除等)」なども、状況次第では適用できる可能性があります。
正確には税理士等、専門家にご相談いただく必要はありますが、最初のご相談に乗ることは可能ですので、
どうぞご遠慮なくお問い合わせくださいませ!



土地や建物といった不動産を有効活用するには、いまお持ちの土地や建物の個性(状態や立地条件など)を理解
した上で、どのように活用するか(していきたいか)を考える必要があります。

それだけでなく、将来自分がどう活用したいのか(安定した収益を確保したいのか、地域に役立つ建物を建てたいのか、将来子供たちの家を建てるまでの間だけ活用したいのかなど)もセットで考えることが重要です。
一方で色々と検討した結果、最終的には土地活用ではなく、売却するということも、一つの最善の形になるかも
しれません。

SUGIBAYASHIは、建築・不動産のプロとして、お客様のご要望や、土地や建物の状況・立地条件などを加味
した、お客様にとって一番有効な土地活用(資産活用)が出来るようなご提案をさせて頂きます!


いまお持ちの土地、相続してどう活用すべきか悩んでいる土地など、土地活用についてお悩みをお持ちの方は、
どうぞご遠慮なく弊社までご相談くださいませ!

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